低農薬へのこだわり
樹が丈夫に育つ環境を作り病害虫を予防する
地中海沿岸や中国の雨量の少ない乾燥した地域に生息するぶどうは、本来乾燥した気候を好みます。良い環境でこそ丈夫で良い樹がそだち、病害虫もはね除けます が、湿度の高い日本の気候はあまり、ぶどうに適していません。そこでハウス栽培を積極的に取り入れ、雨をしのぎ、乾燥した環境を作ることにより、丈夫な樹 を育て、病害虫の予防に努めています。
病害虫の早期発見・早期治療
それでも、自然の輪の一員である以上、病害虫との縁を切ることはできません。発生 してしまった病害虫はいち早く処置する事が大切。ぶどう研究所で修得した知識を生かし、樹をよく観察して病害虫の被害が小さな時期に発見することに努めて います。小さな被害は切り取るなど、農薬を使わない処置にて対処できます。
このような栽培の工夫で、農薬を従来の1/3に減らすことが出来ました。また農薬も、散布の時期や方法を「実」の部分にはかからぬよう工夫をしています。
肥よくな土へのこだわり
有機栽培と一口に言っても、方法は様々。たい肥を使用することが一般的ですが、その他に魚かす、骨粉のほかに、マグロのアミノ酸や海草エキスなども土に与えています。浅果園のぶどうの「こく」と「うまみ」の秘密兵器です。
土への思いやり
たっぷり入れた有機肥料も土のなかの微生物やミミズなどに助けられて、良い土になります。大切な自然の循環を損なわぬよう、除草剤は使わず雑草はまた土に返します。もちろん剪定時に落とされたぶどうの枝も。
当園は、土壌の検査など一定の水準をクリアした「エコファーマー」に認定されました。自然と調和した農業を目指しています。
病気のない樹へのこだわり
健康な樹からこそ、良いぶどうが収穫できます
当園は「農林水産省植物防疫所ウイルス検定合格母樹」という、ウイルスに汚染されていない、いわゆる「ウイルスフリー」を母樹とした苗木にて栽培しています。
ウイルス病は厄介な病気です。20種類以上あると言われ、世界でもかなり広範囲に汚染されていると思われるものもあります。ウイルス病にかかると、生育が 悪くなるばかりではなく、糖度が落ち「味なし果」の原因にもなります。このようなウイルスに汚染された樹からは、どんなに栽培を工夫しても美味しいぶどう は実りません。
ウイルスフリー化は大変な長時間のきめ細かい技術と栽培努力が必要とされます。生産者はウイルスフリーの樹の試作、検定、生産販売の先駆者である「植原葡萄研究所」にて研修生として学びました。
樹への思いやり
ウイルスに汚染されていない健康な苗が、ずっと健康であり続けるために、ぶどうの樹の種類においても、浅果園の気候風土にあった樹を選抜し、また一本の樹から収穫できるぶどうの量も抑え、樹への負担を軽くしています。
収穫へのこだわり
夜間にたっぷりと水分を吸収し、みずみずしくなったぶどうの実も、日が昇り初め気温が上昇するとともに、水分が失われてしまいます。一日のうちでもっともみずみずしくジューシーなのは日の出。「日の出とともに収穫」する。これが浅果園の収穫へのこだわりです。
販売へのこだわり
心を込めて育て、美味しく実り、みずみずしいうちに収穫したぶどうを、とれたての美味しさのままなるべく早く皆様のお手元にお届けしたい。そんな思いで、生産直売にてお届けしています。
生産直売は鮮度ばかりではなく、複雑な流通経路の中間マージンを省き、お値打ち価格にてお届けでき、そしてなんと言っても皆様の声をじかに感じ、対話する 事が出来ます。時には、厳しいお言葉に悩むこともありますが、「美味しかったよ」の一言が栽培への励みになっています。
完熟へのこだわり
どんなに皆様からご注文があっても、完熟状態でなければ収穫致しません。その他糖度、酸味などの一定の基準をクリアし、生産者が納得できたぶどうのみ販売いたしております。
品種へのこだわり
現在浅果園で販売しているぶどうは10種類以上。それでも、世界中のぶどうのごく ごく一部。多彩で個性あふれるぶどうを存分に楽しんでいただき、ぶどう本来の素晴らしさを知っていただきたいと、巨峰、ピオーネなどの既存の人気品種に加 え、皮ごと食べられる、リッシバーバ、バラディなどの珍品種も生産いたしております。
ぶどうの未来へのこだわり~生産者のひとりごと~
ぶどうの種類をどれだけご存じでしょうか? 現在、食用葡萄は世界で数百種類あると 言われています。様々な交配の技術で新しい品種も誕生しています。でも、ぶどうの耕作面積は減少する一方。果物全体の消費量も下降線をたどっています。また、輸送の発達で、世界中の食べ物が手軽に手に入り、食品の種類も多くなりました。そして、安価で手軽に食べられる加工品が好まれる時代に成りつつあるのが現実です。
このような現状は我々生産者にも責任の一端があると思っています。新鮮な果物を手軽に食べていただける努力を、もっともっと続けていかなければなりません。
ぶどう本来の味を発揮できるよう心がけ、また、出来る限り多くの品種をお届けして、食物としてのぶどうの素晴らしさをお届けしたいと思っております。
一本のジュースの代わりに新鮮なぶどうを!!
樹が丈夫に育つ環境を作り病害虫を予防する
地中海沿岸や中国の雨量の少ない乾燥した地域に生息するぶどうは、本来乾燥した気候を好みます。良い環境でこそ丈夫で良い樹がそだち、病害虫もはね除けます が、湿度の高い日本の気候はあまり、ぶどうに適していません。そこでハウス栽培を積極的に取り入れ、雨をしのぎ、乾燥した環境を作ることにより、丈夫な樹 を育て、病害虫の予防に努めています。
病害虫の早期発見・早期治療
それでも、自然の輪の一員である以上、病害虫との縁を切ることはできません。発生 してしまった病害虫はいち早く処置する事が大切。ぶどう研究所で修得した知識を生かし、樹をよく観察して病害虫の被害が小さな時期に発見することに努めて います。小さな被害は切り取るなど、農薬を使わない処置にて対処できます。
このような栽培の工夫で、農薬を従来の1/3に減らすことが出来ました。また農薬も、散布の時期や方法を「実」の部分にはかからぬよう工夫をしています。
肥よくな土へのこだわり
有機栽培と一口に言っても、方法は様々。たい肥を使用することが一般的ですが、その他に魚かす、骨粉のほかに、マグロのアミノ酸や海草エキスなども土に与えています。浅果園のぶどうの「こく」と「うまみ」の秘密兵器です。
土への思いやり
たっぷり入れた有機肥料も土のなかの微生物やミミズなどに助けられて、良い土になります。大切な自然の循環を損なわぬよう、除草剤は使わず雑草はまた土に返します。もちろん剪定時に落とされたぶどうの枝も。
当園は、土壌の検査など一定の水準をクリアした「エコファーマー」に認定されました。自然と調和した農業を目指しています。
病気のない樹へのこだわり
健康な樹からこそ、良いぶどうが収穫できます
当園は「農林水産省植物防疫所ウイルス検定合格母樹」という、ウイルスに汚染されていない、いわゆる「ウイルスフリー」を母樹とした苗木にて栽培しています。
ウイルス病は厄介な病気です。20種類以上あると言われ、世界でもかなり広範囲に汚染されていると思われるものもあります。ウイルス病にかかると、生育が 悪くなるばかりではなく、糖度が落ち「味なし果」の原因にもなります。このようなウイルスに汚染された樹からは、どんなに栽培を工夫しても美味しいぶどう は実りません。
ウイルスフリー化は大変な長時間のきめ細かい技術と栽培努力が必要とされます。生産者はウイルスフリーの樹の試作、検定、生産販売の先駆者である「植原葡萄研究所」にて研修生として学びました。
樹への思いやり
ウイルスに汚染されていない健康な苗が、ずっと健康であり続けるために、ぶどうの樹の種類においても、浅果園の気候風土にあった樹を選抜し、また一本の樹から収穫できるぶどうの量も抑え、樹への負担を軽くしています。
収穫へのこだわり
夜間にたっぷりと水分を吸収し、みずみずしくなったぶどうの実も、日が昇り初め気温が上昇するとともに、水分が失われてしまいます。一日のうちでもっともみずみずしくジューシーなのは日の出。「日の出とともに収穫」する。これが浅果園の収穫へのこだわりです。
販売へのこだわり
心を込めて育て、美味しく実り、みずみずしいうちに収穫したぶどうを、とれたての美味しさのままなるべく早く皆様のお手元にお届けしたい。そんな思いで、生産直売にてお届けしています。
生産直売は鮮度ばかりではなく、複雑な流通経路の中間マージンを省き、お値打ち価格にてお届けでき、そしてなんと言っても皆様の声をじかに感じ、対話する 事が出来ます。時には、厳しいお言葉に悩むこともありますが、「美味しかったよ」の一言が栽培への励みになっています。
完熟へのこだわり
どんなに皆様からご注文があっても、完熟状態でなければ収穫致しません。その他糖度、酸味などの一定の基準をクリアし、生産者が納得できたぶどうのみ販売いたしております。
品種へのこだわり
現在浅果園で販売しているぶどうは10種類以上。それでも、世界中のぶどうのごく ごく一部。多彩で個性あふれるぶどうを存分に楽しんでいただき、ぶどう本来の素晴らしさを知っていただきたいと、巨峰、ピオーネなどの既存の人気品種に加 え、皮ごと食べられる、リッシバーバ、バラディなどの珍品種も生産いたしております。
ぶどうの未来へのこだわり~生産者のひとりごと~
ぶどうの種類をどれだけご存じでしょうか? 現在、食用葡萄は世界で数百種類あると 言われています。様々な交配の技術で新しい品種も誕生しています。でも、ぶどうの耕作面積は減少する一方。果物全体の消費量も下降線をたどっています。また、輸送の発達で、世界中の食べ物が手軽に手に入り、食品の種類も多くなりました。そして、安価で手軽に食べられる加工品が好まれる時代に成りつつあるのが現実です。
このような現状は我々生産者にも責任の一端があると思っています。新鮮な果物を手軽に食べていただける努力を、もっともっと続けていかなければなりません。
ぶどう本来の味を発揮できるよう心がけ、また、出来る限り多くの品種をお届けして、食物としてのぶどうの素晴らしさをお届けしたいと思っております。
一本のジュースの代わりに新鮮なぶどうを!!